節水

 4、5年前に洗濯機を変えてから、洗い終わった物にやたらと細かいわたぼこりがつくようになりました。
毎回毎回服を乾かしてからガムテープでペタペタとほこりを取っていましたが、色の濃いシャツなどは特に目立って大変に手間がかかりました。
 メーカーに問い合わせても「毎回フィルターを掃除してください」位の解決法しかなく、もともと衣類は分けて洗っていましたしフィルターも掃除しているしでこれ以上どうしたらいいかわかりませんでした。
 家族からも「買ったばかりで惜しいとは言えあまりに埃がひどいからもう洗濯機を買い換えたら?
埃取りの手間が大変すぎるよ。しかも完全には取れてなくて汚くなるし」と散々ブーイングが出ていました。
偶然、NHK「朝イチ」だったと思うけれどテレビを見ていたら「最近の最近の節水の洗濯機だと洗い終わったタオルがふんわりしない」といったようなことをやっといて、たっぷりの水で洗うか、洗う前にあらかじめ水を含ませて洗ったタオルはふんわりしてるといったことでした。
すぐさま洗濯機の「洗い」の設定を「手作り」に変えて給水の量をたっぷりにしたところ、あれほど悩まされていたほこりがほとんどつかなくなりました。
 また、息子が最近独立して暮らし始めたマンションですが、入居したばかりの頃トイレの水が流れが悪く、時々逆流して慌てたことがあったようです。
 業者の方にすぐ来ていただいたら、「節水トイレなので、これまで住んでいた方の流す水の量が足りなかった為でしょう」と言うこと。「常に多めに流すようにしていれば、徐々に解決する」と教えても
らいそのようにして何とかなってるとのことです。
 どうも節水と言うものも時々無理があるなぁと思います。
 話は変わるがレジ袋が有料化されました。
我が家はレジ袋をゴミ箱に被せてごみを集めていたので、毎回レジ袋を買うかゴミ袋を買うかしています。
初めは、買い物しそうな時にはいちいちマイバックを持って出かけていましたが、魚のパックのドリップや土のついた野菜を入れると衛生的な観点から毎回洗わざるを得ないと思い、手間を考えても清潔で丈夫なレジ袋を買う事に戻りました。
ゴミ袋として売っているレジ袋サイズの袋も会計の時にレジ袋に払う一枚5年円よりも高いのでその点でもレジ袋を買ったほうがましと思いました。
 そもそも聞くところによると、レジ袋の材料は他の石油製品を作ったときの副産物だと言います。
つまり豆腐を作るときのおからのような存在であり、それをレジ袋に作ることによって有効利用していたらしい。それに海の汚染だとかいろいろ言われて画像も見るが、海辺にころがっているのはペットボトルなどが多くてレジ袋をそんなに見かけない気がします。
 出費も増えたし不便だし、お店によっては万引き被害が増えたと言うことで、多くの人が困っているのでレジ袋は元に戻してもらえないかなあと思います。
 節水といいレジ袋といい「環境に良い」と言う事は大きな大義名分になるようだけれど、どうも納得のいかないことが多いです。
CO2を出さない電気電気自動車が良いと言っても、今の車を全部電気自動車に変えたら必要になる電気は膨大で、その電力を作り出すために却って環境に悪いことになるとも聞きますし。

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